入学や社会人など、新しい環境を整えるために賃貸物件を探す方も多いのではないでしょうか。一人暮らしは夢が膨らみ、どんな物件に住みたいか、どんな生活が待っているのか、そのための物件の家賃や広さはどのくらいがいいのか、など期待と不安が膨らみます。そんな生活を実現させるためにも、賃貸物件の探し方のコツを詳しく説明していきます。ぜひ参考にしてください

賃貸物件はまず優先順位を決めて探すべき

家賃が安い、広い間取り、機能的な設備がある、閑静な住宅街、など理想的な物件を加え探してしまいがちです。はじめての一人暮らしの物件探しの特徴でもありますが、条件を全て叶物件は稀少だったり、高額になります。まずは、賃貸物件を探す時は何を妥協できるかで物件の探し方が変わります。

賃貸物件の譲れない条件は3つ、4つに絞り、なるべく予算に納めましょう。例えば、駅から遠くても無料の駐輪場や駐車場がある、日当たりはいいが間取りが狭いなど、妥協点を見つけて快適に過ごせる賃貸物件を探してみてください。

家賃は収入の手取り3分の1で探すといい

一般的に手取りの3分の1を家賃に当てるのが生活に困らない金額とされています。手取りが減ったり、ボーナスが変動したりすると生活スタイルを変える必要がありますが、家賃は固定の金額なので減らせません。無理のない生活ができるように家賃の希望金額を決めるとよいでしょう。そのためには、簡易的でもいいので家計簿をつけるのがオススメです。

賃貸物件の周辺環境を確認するために内見時は周囲を散策する

最寄り駅から徒歩分数や距離、その経路にあるスーパーやコンビニ、銀行や病院など調べておきたい施設は沢山有ります。特にスーパーやドラックストアは営業時間を調べておくと便利です。持病があれば、受診できそうな病院を予め調べておきましょう。引っ越しの手続きに必要な役所や出張所も調べておくとスムーズにできるでしょう。

賃貸物件を借りる際の初期費用について

賃貸物件を借りる際に、初期費用の見積もりが届きます。初期費用はどのような項目なのか詳しく説明していきます。

1. 家賃、、、入居日から日割り計算で換算されます
2. 礼金/敷金、、、どちらも物件詳細情報に予め記載がありますが、基本はどちらも家賃の1ヶ月です。
3. 仲介手数料、、、不動産屋に支払う手数料です。相場は家賃1ヶ月分です
4. 火災保険料、、、法律で加入が義務付けられています。保険内容によりますが相場は2~3万円です
5. 保証料、、、家賃の支払いが遅れた際に、代わりに払う保証会社です。加入が必須の物件も増えました。相場は2~3万円です
6. 鍵交換費用、、、前入居者が使用したままの鍵の交換です。鍵の種類によりますが1~4万円です。前入居者と同じ鍵でよければ交換の費用はありません。

他にも害虫駆除代や清掃費用が入る可能性もありますが、築年数が古くなければ項目がはいっている可能性は低いです。最低限の初期費用でも家賃の5ヶ月程度が必要になりますので、しっかり準備しておきましょう。

まとめ

賃貸物件を探すときは、つい理想を詰め込んだ物件を探してしまいますが、実際に生活できる項目を見極めて新生活を楽しんでください。何が妥協できるのか、どんな物件なら借りられるのか、自分で調べるだけでは限界があるので専門スタッフがいる店舗へ足を向けてみると新しい発見があるかもしれません。