一人暮らしをスタートするときに、なるべく傷つけずに生活して退去の際に余計な修繕費用が出ないように色々工夫するのではないでしょうか。その手段の一つにフローリングが傷つかない方法をいくつか紹介していきます。傷以外にも部屋の模様替えにも非常に優秀なので、是非参考にしてみてください。
フローリングの傷つけ防止にも部屋の模様替えにも優秀な材料がたくさんある
フローリングに敷くタイプは色や素材、形など多岐にわたる種類があります。良い素材や綺麗な柄は高額になり、少し手間や技術が必要な物もあります。ここでは、専門の道具もなく一人でできるタイプを基準に厳選して紹介していきます。
シートやタイルでフローリングの上に重ねて敷くタイプがある
フローリングを傷つけないように重ねて敷くタイプは大きさや形、模様など様々あります。性能やデザインによっても値段にかなり差が出るので、説明書をよく読んで一人でも簡単にできる方法を選んでいきましょう。
フローリングシートでフローリング全面に敷くタイプ
シートタイプで、接着剤がついています。フローリングの上に重ねて貼り付けられる比較的簡単なシートです。サイズが大きいとロールになっているので、長い廊下を簡単に敷き詰められる利点がありますが、接着剤で固定するので、シートの隙間に空気泡などができると凸凹な仕上がりになります。ヘラなどを用意してゆっくり接着させる技術が必要です。
フロアタイルで好きな箇所だけ敷くタイプ
ブロックタイプで正方形になっており、好きな形に敷き詰められます。ブロックなので細かい模様の指定ができ、市松模様など凝ったデザインの床に仕上げられます。汚れたり、傷ついた部分のブロックだけ交換できるので、メンテナンスもしやすいです。欠点は、ブロックを大量に購入する必要があり、費用が高くなる可能性があります。
ラグやカーペットを敷いて家具の引きずり傷を防ぐ
大型家電の下に傷防止シートを敷いたり、家具の下にラグやマットを敷いてフローリングとの接着面を抑える方法があります。ラグやマットは部屋のイメージが変わるので、模様替えをしたい時に、取り替えたりできるので部屋のデザインが、自分好みに細かく設定できます。欠点は、ラグやマットは床全面を覆うわけではないので、床が日焼けしてラグやマットの形に後が残りやすいのが注意ポイントです。
フローリングを守る為に敷いたシートの材料を確認してから作業にかかろう
フローリングを守る為に重ねて敷いたフローリングシートの影響で、汚れたり剥がした時に傷つく可能性もあります。まずは、材料の性能について確認してから選ぶようにしましょう。シートの性能について詳しく解説していきます。
湿気に弱いのでフローリングとシートの間にカビが発生してしまう
接着剤がついたシートでも、綺麗に貼れないと隙間が生じます。そこから湿気が入り込み中でカビが発生し、シートを剥がした時にフローリングがカビだらけになっている場合も多々あるので、防湿シートなどを先に敷いてから重ね敷きをするようにしましょう。シートによっては防湿性能がある場合もあるので、素材の性能をよく確認してから購入を検討してください。
大型家具を搬入する前に設置する必要がある
フローリングシートやクッションフロアなど、床に敷く時は家具家電が搬入される前に設置しておきましょう。一度搬入されると移動がとても大変なので、一人ではできません。入居日から家具家電の搬入は時間が無い場合が多いので、スケジュールをしっかり確認して先にシートやクッションフロアを置いておくとよいでしょう。
床全面に設置すると予算は15,000円~50,000円と少し高額になる
フローリングシートやクッションフロアなどは大きさやデザイン、素材の性能によってかなり差があります。25㎡ぐらいの部屋でも床全面を敷き詰めると30,000円程度は見積もっておくとよいです。引っ越しにまとまったお金が出ていくのに、更に追加で出費がかさみますが、退去時に修繕費用を請求させるよりは安いでしょう。
まとめ
フローリングの色味やデザインは部屋のイメージに大きく関わってきますので、自分の好みの空間に仕上げたいときには、フローリングの色や素材を変えてみるとお洒落が増し、過ごしやすい空間になるでしょう。
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