物件探しで「デザイナーズ」という単語を見ると、どんなお洒落な物件なのか気になりませんか？お洒落な部屋でセンスのよい家具に囲まれた生活を夢見たりしませんか。

そこで友人を呼んで「お洒落な部屋だね」と言ってもらいたい。デザイナーズ物件はどんな仕様になっているのでしょうか？また、通常の物件と違い家賃が高くなるのか比較して解説していきます。

デザイナーズ物件とはどんな物件か

デザイナーズ物件とは、インテリアやデザインに長けた設計士さんが手がけた物件を指します。コンクリートの打ちっぱなしの壁のシックな内装や、部屋の間取りが特殊な形をして生活感が出にくい部屋など、まるで美術館にいるようなデザインの形をした物件を総じてデザイナーズ物件と呼びます。

デザイナーズ物件のメリット3選！魅力を紹介

デザイナーズ物件は専門知識を持っている設計士さんが携わっている物件なので、こだわりが強く、コンセプトに惹かれて入居する方も多くいらっしゃいます。デザイナーズ物件のメリットについて詳しく解説していきます。

デザイン性が高いのでモチベーションが上がる

建物全体はデザイン性があるので、エントランスからお洒落な仕様になっている場合が多く、部屋に行くまでにも気持ちは高ぶります。毎日通るエントランスが綺麗だと疲れて帰宅しても気持ちが上がりそうですね。当然、室内もこだわりの内装になっているので自分好みのインテリアに囲まれた生活が実現できるチャンスです。

その物件でしか体験できないライフスタイルができる

こだわり抜かれたデザイナーズ物件は他の物件にはない共用部が合ったりする場合があります。例えば、コミュニティラウンジなど入居者同士が集まって対話できるスペースがあったり、大きな庭に噴水があったりしてそこで庭の自然を楽しみながらお茶タイムを楽しめたりできます。

デザイナーズが気に入った入居者のコミュニティがある

共用部に様々な工夫がされていると、入居者同士が自然と交流を深めコミュニティができるので、仕事関係の話が深まったりデザイナーズ物件に入居する条件でライフスタイルがあったりと、何かと近所付き合いが深くなります。そんなコンセプトのマンションなどはコミュニティが活動しやすい場所が提供されている場合が多いです。

デザイナーズ物件のデメリットを紹介！居住には工夫がいる

デザイナーズ物件はいい条件ばかりではありません。デザインを優先するばかりで、実際に住んでみると使い勝手が悪い、生活動線が良くない、などの声も上がっています。デザインを優先するばかりのデザイナーズ物件のデメリットを詳しく解説していきます。

立地条件の悪さをカバーするためのデザイン

通常の物件にすると、立地や間取りが狭く入居者が増えない可能性の物件を「デザイナーズ物件」という建物に直し、問い合わせを募る場合が多いので、建物周辺の環境があまり良くない可能性が高いので注意が必要です。交通の便が良くない、周辺にスーパーなどの買い物できる店が無いなど、何か対策が必要になるでしょう。

間取りや設備が独特すぎて使いづらい

部屋の間取りが正方形でなく、歪な形をしているのをデザイン性でカバーする場合は、どうしても生活動線に不具合が起きます。玄関の横にコンセントの差し込み口があり、延長コードで室内まで延ばす必要がある、冷蔵庫がキッチンスペースに置けず、洗面所の側にあるなど様々な不具合が生じる可能性があるので、間取りを見て生活動線をイメージしてみる必要があります。

壁材などの材料が特殊でメンテナンスが小まめに必要

コンクリートが打ちっぱなしなど、見た目がシックでお洒落ですが、断熱等のカバー力がない壁は夏は暑く、冬は寒い、音も響くという環境が高いので小まめな室内のメンテナンスが必要になります。また、コンクリートは湿気に弱いので換気をかなりマメに行わないとひび割れ等の原因になるので注意が必要です。

まとめ

デザイナーズ物件はお洒落なので、一度は住んでみたい物件ではありますが、入居者自身がデザイナーズ物件の長所と短所を理解していないと、理想の生活には不向きになる可能性があります。ご自身のライフスタイルに合ったコンセプトの物件を探せると相性の良いデザイナーズ物件に巡り会えるでしょう。