一人暮らしのために部屋探しで階数の希望はありますか?上層階の方が眺望もよく日当たりもいい、そして隣接している建物から覗かれる心配がありません。このようなメリットは住む前からイメージがありますが、低層階はどのようなメリットがあるのでしょうか?今回は低層階、特に1階に住むとどのようなメリットがあるのか詳しく説明していきます。
マンションの1階はあまり良いイメージを持つ人が少ない?一人暮らし初心者にはハードルが高い?
マンションの1階は様々なマイナスイメージが浮かびます。例えば、女性の一人暮らしの場合は防犯面での不安があるのではないでしょうか?窓を開けたままにできないので、換気などの不便もありそうですね。確かに、上層階と比べると防犯面の心配はあります。しかし、対策を練ると、家賃を抑えながら快適に過ごせるのも1階の魅力です。
1階に住むと体験できるメリット3選!住んでみないと分からない
マンションの1階に住むと、以外にも多くのメリットがあるのに気づきます。住んでみ初めて分かるマンションの1階のメリットを詳しく解説していきます。特に朝の時間を確保したい方には必見のメリットがあるでしょう。
庭があると小さなガーデニングや自然を身近に感じられる
マンションの1階には外を歩く歩行者の目線が室内に届かないよう、少し距離を保つための庭がある場合があります。大きさによりますが、ガーデニングや野菜の自家栽培なども楽しめます。庭に季節を感じられる植物があると、自宅にいながら自然を感じられるのは1階ならではの贅沢空間です。
災害があったときに避難がしやすいので安心感がある
地震や火事があるときには、エレベーターや階段を使用せずにそのまま外に避難ができるのが1階のポイントです。最近は、暴風などで停電になりマンションを階段で移動しなければいけない事例も聞きます。しかし、川が近い場所では水害の被害は1階から起きるので、建物の標高を調べておくとよいでしょう。
移動や荷物の搬入に便利なので上層階よりお得になる場合がある
引っ越しなど、大きな荷物を搬入する際には1階だと配送する人数が最低限で足りるので、通常の引っ越し代よりお得になる可能性があります。また、朝の通勤時にエレベーターや階段を使わないので、高層マンションで起こるエレベーター渋滞に巻き込まれる心配がありません。時間に余裕を持って移動ができるでしょう。
1階に住むと降格するデメリット3選!なんとなく想像はできたトラブルだった
マンションの1階にはもちろんデメリットも存在します。どれも住む前から漠然としたイメージ通りのデメリットではありますが、工夫次第ではマイナス要素を外せるので、一人暮らしをする物件として検討できるかもしれません。
外を歩く歩行者から覗かれる可能性が高い
間取りによりますが、植栽や外壁がないタイプのマンションの場合は窓を開けていると室内が見えてしまいます。もちろん、設計上見えやすいので、植栽を置いたり、防犯カメラを設置してくれる建物もありますが、気になる方は遮光カーテンをしめて完全に日差しを遮ってまで、視線を室内に入れないよう気をつけているそうです。
日当たりや湿気との戦いが日常茶飯事
地面に近いので、夏は湿気が籠もりやすく、上層階と比べると風通しもよくないのでカビが発生しやすい環境があります。また、日差しもあまり入らない場合も多いので夏はかなり湿度が高いでしょう。しかし、日差しが入りにくい欠点は涼しいという利点もあります。室内でサーキュレーターなどで風を回すようにすると涼しい室内で過ごしやすいでしょう。
虫が侵入しやすいので虫嫌いの人にはストレス高い
地面から近1階は虫が侵入しやすいです。どんなに対策をしても窓の隙間や玄関から入ってくる可能性が高いのは仕方ありません。防虫剤などで対策を練り、室内を清潔にしていると虫も発生しにくくなります。
虫に関する対策はこちらもご覧ください。
まとめ
マンションの1階を検討しない理由は、デメリットが強いイメージがあります。しかし、建物の構造をよく内見時に確認すると、外から室内が覗けない構造になっていたり、日当たりをよくするために庭が広く設定されていたりと、かなり好条件の間取りが多くあります。そして、他の階よりも家賃が安いのが一番のメリットではないでしょうか。女性の一人暮らしでも安心できる1階も多くありますので、内見時に確認してみると上層階との比較ができてよいかもしれませんね。
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