賃貸物件を契約して新生活を始めてから出てくる小さいトラブルはよくあります。特に初めての一人暮らしの場合は対処の仕方が分かりません。自分でどうにかできそうな小さなトラブルなら頑張れそうですが、業者や大家さんなど誰かの立ち会いが必要な場合もあります。

誰にでも起きるかもしれない入居中のトラブルについて詳しく解説していきます。

入居中に起きやすいトラブルの上位3位はこれ！身近なところに潜むトラブル

入居中におきやすいトラブルは駐車場のエンジンの空だき、上下左右の近隣の足音や話し声、深夜に廊下を歩く音など多岐にわたります。騒音問題だけでもかんりの件数になるのではないでしょうか？次に多いのが設備故障のトラブルです。経年劣化による給湯器やエアコンの故障は生活に支障がありますが、業者の手配に時間がかかりすぐに修理してもらえず、仮住まいを余儀なくされ、その間の補償を大家に求めトラブルになったりするケースもあります。家賃滞納トラブルも多く、引き落としができなかった時の短期的な支払いミスなら問題ありませんが、長期的に滞納が続いたり後れたりするとトラブルに発展しかねません。

集合住宅ならではのトラブルも！？窓口になってもらえるかがトラブル回避の秘訣

様々な原因でトラブルが発生すると、どこが窓口になって解決策を教えてくれるかが重要になります。騒音問題は管理会社、または大家さんが間に入って状況を確認してくれるはずです。設備の保証も管理会社または大家さんが窓口になるので、トラブルが起きたときのために、管理会社や大家さんの窓口連絡は控えておきましょう。

人によって反応基準が変わる騒音問題！

入居するまでは気づかなかった騒音問題は入居してから気づくトラブルの上位に入ります。しかし、騒音といっても故意に大きな音でなければ、生活音というごく普通にでる音なので、どこまで騒音と呼ぶべきかは注意が必要です。例えば、上階にいる小さな子供の走る音や、深夜に廊下をピンヒールで歩く音などは、仕方ありません。この場合は、管理会社を挟んでお互いに妥協案を見つける必要があります。当事者同士が話し合うと、喧嘩などトラブルが大きくなる可能性があるので気をつけましょう。管理会社を挟んで、履歴を残しておくといざというときに役にたつでしょう。

設備劣化による交渉の有無は意外と難しい

入居中に設備が故障した際は、どこに連絡するのかが重要です。故意に壊れるような使い方をしていなければ、ほとんどの原因は経年劣化による故障の可能性が高いです。例えば、エアコンや給湯器、換気扇の故障などは自分で買い換える前に、まずは管理会社に電話していましょう。ほとんどの場合が大家さん負担で新しい物と変えてくれます。しかし、業者の手配や同じ品物が見つからずに、時間がかかる場合があります。特に夏場のエアコンの故障、真冬の給湯器の故障は早めに対応して貰うようにお願いいましょう。

水漏れ被害は予期せぬトラブル！保険適用外の可能性もあるので注意

水漏れは、洗濯機のホースの劣化や、配管の腐敗から起きる場合が多く、水漏れがひどくなってから気づくパターンが多いのが現状です。自分が起こしてしまった場合は自己負担になりますが、上階から水漏れが発生した場合は管理会社や保険会社を間に挟むので、手続きや状況確認に時間がかかります。賃貸入居に保険加入が必須の契約が多いですが、水漏れによる家具家財の保証が適応外の場合もあるので、保険内容をよく確認しておきましょう。

まとめ

一人暮らしを始めてからも、トラブルがある場合も多く自分だけでは対処ができないパターンもあります。そんな時は管理会社などが窓口になってくれるので、入居する前にトラブルにはどの窓口が対応してくれるのか、というマニュアルをもらえるので一度確認しておりましょう。