一人暮らしを始めると、生活費の中でも意外とかかるのが電気代です。特に真夏と真冬は快適な温度を保つために様々な電気器具を使用します。少しでも節約のために使用を控えると室内での生活に支障をきたす可能性がありますが、24時間快適な状態を保つと電気代が高くなり生活を圧迫しかねません。この記事では、家庭にある各家電がどれだけ電気消費量が多いのかを詳しく解説していきます。
一人暮らしの平均的な電気代はどれくらいなのか
電気会社やプラン、季節によっても料金が変動しますので、ここでは年間の使用量から月額の料金を割り出しました。一人暮らしの平均的な電気代は6,625円でした。地域によっても少し変動があり、極端に暑い地域や寒い地域は比較的電気代が高い傾向にあります。電気代が高いと節約を考え、使用時間を減らしてみたりと様々な工夫をしますが、電気代が一番かかる家電はどれなのかを分かれば節約が上手くできるでしょう。
電気代がかかる家電BEST3!意外な家電がランクイン?
電気代の金額を見て節約をしよう!と気持ちを改める瞬間は誰しもあるかと思います。そもそもどの家電が一番電気代がかかるのでしょうか?根拠はありませんがエアコンが一番高そうなイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?
ここでは電気代がかかる家電をランキング形式で説明していきます。
冷蔵庫は電気代がかかる家電の堂々1位!24時間稼働は辛い
電気代がかかる家電のトップは冷蔵庫です。大きさやメーカーによって節電の仕様に多少の差はありますが、やはり毎日フル稼働する家電は電気代がかかります。冷蔵庫はほとんどのタイプが冷蔵と冷凍の2タイプに分かれています。冷蔵は0~10℃、冷凍は-18℃程度に一定の温度になるよう設定されているので、電気代が高くなります。
照明器具は在宅中のみの点灯でも電気代がかかる
電気代がかかる家電の第二位は照明器具です。室内の全ての照明を合計した計算になります。仕事や学校で不在が多く、自宅にいる時間は朝と晩のみという生活の方でも照明の電気代がかかります。照明は明るさやサイズ、数によっても変動する電気代です。
エアコンは年間使用量はそれほど高くない家電
エアコンは電気代がかかる家電の第三位になります。季節によって使わない時があるので、年間にすると電気代がかかる家電のトップには該当しません。しかし、寒暖差が激しいエリアの場合は、電気代が高くなり生活費を圧迫するのは間違いありません。
それぞれの家電の節約方法を詳しく解説 !
電気代がかかる家電は、使用方法を見直すと節電ができる場合があります。何気なく使っていた方法が、実は電気代を圧迫していたという場合があるので、今一度見直してみましょう。それぞれの家電の具体的な使い方を解説していきます。
冷蔵庫は少しの知識で節電ができる家電になるコツ
冷蔵庫の電気代が上がる原因は中の設定温度が上がる時です。温かい料理をそのまま入れる、容量一杯に入れて中が冷えない状態になる、ドアの閉め忘れに気をつける。これだけでも気をつけるだけで節電につながります。また、冷蔵庫本体をモーター付近を壁から離すと冷却にかける電力を抑えられます。
照明器具は電球の種類によって変動があるので事前に確認する
使うときだけ点灯させて使うと、電気代は節約できますが電球の消耗を考えると取り替えの回数が増え、消耗品が高くなる可能性があります。通常の電球は小まめに付けたり消したりすると電球に負担がかかるので必要な時に点灯させるトイレやお風呂はLEDライトにするとよいでしょう。
エアコンは冷房より暖房が電気代がかかるので注意
エアコンは電気代がかかる家電三位です。エアコンは暖房と冷房、除湿があります。使い分けをして室内を適温にする家電ですが、実は暖房が一番電気代がかかります。それは設定温度と外気温の差によります。暖房はおおよそ20℃ほどの差、冷房は10℃ほどです。そのため暖房の方が電気代がかかります。なるべく、フィルターを掃除して外出するときも付けっぱなしが節電になります。
まとめ
電気代を節約する方法は家電によって方法が様々です。また、それぞれの家電の機能をしっかり確認して適した使い方をすると待機電力を抑えられる場合もあります。特に、真夏や真冬は適温の室内を保つために電気代が上がる季節です。節電をしつつ、必要な時を見極めてかしこく使ってみましょう。
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