一人暮らしの大学生に仕送りをしているご家庭は多いのでは無いでしょうか？多ければ多いほど、一人暮らしをしている大学生の子供は生活が快適になるとは思いますが、自立を促すための一人暮らしと考えると、満足いくまで手を差し伸べるのは本末転倒です。自分で金銭管理や働いてお金を稼ぐ方法を身につけて貰うには、最低限の仕送りが丁度よいのかもしれません。平均的な仕送りの金額と何に生活費が使われているのか、内訳とともに詳しく解説していきます。

一人暮らしの大学生の仕送り平均額と内訳について

一人暮らしの大学生の仕送り金額の平均は、おおよそ5～10万円とされています。この内訳は家賃が含まれており、家賃相場はエリアによって変動があります。そのため、家賃が高いエリアは仕送り金額も高くなる傾向があります。家賃を含めない仕送りは2～3万円とされています。3万円ほどで生活費をやりくりするのは難しく、バイトをして生活費を補填し月収は6万~7万円です。勉強がおろそかにならず、生活費のために働ける時間を換算すると大学生の生活水準が分かります。

日本学生支援機構ｌ第58回学生生活実態調査

一人暮らし大学生の生活費内訳を紹介

大学生が一人暮らしをするさい、世界津費の内訳は様々な要素から成り立っています。家賃、光熱費、通信費、交通費、食費、光熱費など、日常生活において必要不可欠な支出がふくまれます。これらの費用を適切に把握し予算を立てて一人暮らしのライフスタイルを快適に過ごしましょう。

家賃

家賃はどのエリアでも生活費の中で最もかかる割合を占めます。安いエリアでも4万、高いエリアは7万円の金額が家賃にあてているでしょう。安全で快適な生活を確保するためには設備がしっかりしている建物を選ぶと思いますが､生活が圧迫されないように気をつけて賃貸物件を選びます。

食費

大学生の食費は節約をしても難しい項目でもあります。自炊ができれば節約になりますが、学業とバイトの両立で自炊ができる時間も少ないのが現状です。また、大学生は交友関係が広がり、飲みの誘いが増えるタイミングです。毎回ではなくても、飲み会に参加する度に食費がかさんでいきます。

教育娯楽費

一人暮らしの大学生は交友関係も広がり、法的な制限もありませんので行動できれば何でもできます。その度に娯楽費がかさみます。学生生活の醍醐味でもありますが、節度を守らないと費用がかさみ生活が苦しくなります。

仕送りがきびしい場合の援助の仕方

一人暮らしの大学生の子供に仕送りをしたいが、自分たちの生活もあるので仕送りを捻出するのは大変です。また、仕送りをしても何に使っているかなどの金管理がされているのか定期的に確認が必要です。近況連絡も含めてお互いに連絡するのも離れた相手から信頼を得る方法です。

食品を送る

現金の仕送りが用意できないときは、食品や雑貨の物資を送るのも仕送りの一つです。特に野菜や果物は一人には余ってしまう食品なので、自分から購入するタイミングがありません。果物と一緒にレシピをくわえると自炊を始めるタイミングが生まれるかもしれません。

数ヶ月に1回仕送りをする

仕送りができない時は、毎月決まった額である必要はありません。家賃などの固定費がかかるかもしれませんが、少額を仕送りする、または数ヶ月に1回まとまった金額を渡せるタイミングでもいいでしょう。

生活費を見直してもらう

生活費が圧迫するようなら安い物件を探し直したり、家計簿などを付けて見直してみるとよいでしょう。金銭感覚を養うためにも管理ができるようになると散財せずに日々の生活費を工面できるようになります。大学生活にかける時間を満喫できるようにしましょう。

まとめ

大学生の一人暮らしは何かとお金がかかります。バイトしても余裕がある生活ができるわけではありません。少しでも助けになればいいなと仕送りをしてあげたいですが、お互い生活が苦しくならないようにできる範囲での金額を決めましょう。